臨界期(りんかいき)という言葉をお聞きになったことはありますか?

臨界期という言葉は知らなくても、英会話は早く(若いうちに)学習したほうが良いとか、3歳までに習得しなければとか、9歳くらいまでならまだ間に合うとか聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、このブログをお読みの方々は大人の方々か、どれだけ若くても中学生以上ではないでしょうか。

大人になってから英会話を習得することは脳科学の見地から無理なのでしょうか?

英会話の臨界期について

もしかして、「もう少し若ければ・・・・・・」なんて後悔していませんか?

臨界期とは?

臨界期とは、英語に限って簡単に説明すると、英語をネイティブと同様に聞き話すことができるようになるタイムリミット(年齢のリミット)のことです。

つまり、臨界期を過ぎたらネイティブにはなれないということになります。

 

その臨界期が3歳くらいと言われていますが、個人差はあるものの日本語と英語の二か国語で良ければ9歳くらいまでが臨界期と考えても良いとも言われています。

臨界期について語る方々の言葉を借りれば、人は一般に言う所の頭がいいとか悪いとか関係なく、誰でも産まれたての頃から3歳くらいまでは、物理的に可能であれば世界中の言語を自由に操れるようになる素養があると言います。

 

物理的に無理でしょうが、理論的には赤ちゃんの周りに仮に100か国の言語をしゃべるネイティブが100名いて、皆から同じように話しかけられ、赤ちゃんが育つ過程で皆に同じように話しかけることが可能であれば、100か国語をネイティブでしゃべることも可能だとか。

少なくとも、日本語と英語に関して言えば、臨界期までに環境が整えば完璧なバイリンガルになるということですね。

両親のうち片親が英語をもう一方が日本語を「家庭内でも」話す家庭の子供はバイリンガルになりますから(たとえば父親と話をするときは英語で、母親と話をするときは日本語でのように)、臨界期という概念に信ぴょう性も生まれるわけです。

臨界期を過ぎたらダメなの?

結論から言えばダメどころか気にする必要はありませんので、ご心配なく!

仮に臨界期という概念が真実だとしても、あなたは何を求めているのですか?

臨界期を過ぎたら完璧なネイティブスピーカーになることは無理かもしれませんが、限りなくネイティブに近づくことは何歳になっても可能です。

それで十分ではないでしょうか。

大脳生理学とは?

大脳生理学という言葉を聞いたことはありますか?

最近ではこの言葉よりも脳科学という言葉をよく聞くのではないでしょうか。

 

実は脳科学という学問は非常に新しい学問で、以前は大脳生理学という呼び方をされていました。

そして、脳科学という学問になって以来、あまり臨界期という言葉も聞かなくなりました。

 

それはもしかしたら臨界期という概念自体にあまり信ぴょう性がない証かもしれません。
(もちろん信ぴょう性があっても前述の通りあまり気にする必要はないのですが)

脳科学のように新しい分野は日々新しいことが発見されています。

従来の常識が覆ることも多くあります。

ですので、そんな話に惑わされることはマイナスでしかないでしょう。

理論よりも現実

あなたにとって重要なのは理論よりも現実ではないでしょうか。

仮に、9歳を過ぎたらネイティブ同様になることはもちろん英会話の習得も無理だと理論的に証明されたとしても、あなたがこれまた仮に60歳とか70歳だったとして、そのあなたが英会話をネイティブに限りなく近いところまで習得できたとしたら「あなたができた」という現実のほうが重要ではないですか?

 

実際問題としてアラフィフ以上の年齢(60歳あたりは何と言うのでしょう。アラカン? (アラウンド還暦)笑)でも、聞き取りに関しては英語を英語のまま聞き取ることができるようになった方はいますし(私は英会話教師ではないので多くの実例は知りません)、話すことも限りなくネイティブに近くなった方もいらっしゃいます。

 

要するに、臨界期という言葉は自分ができない時の言い訳にしかならないわけですし、その言い訳ありきで学習をしてもプラセボ効果と同じで自己暗示のような思い込みで、できるものもできなくなってしまいます。

臨界期を語るのは業者の切り札だから

人によっては自分が英会話の学習を「やらないこと」の、あるいは「できないこと」の言い訳にしている場合も稀にありますが、多くの場合は業者に洗脳されていることが原因です。

 

英会話の業者にとって臨界期という言葉は都合の良い言葉ですよね。

 

だから、少しでも早く。だから、お子様には今のうちに。と迫る絶好の材料です。

そんな業者に騙されないで下さい。

 

教育関連の業者はすべてとは言いませんが、かなり悪質な業者が多いことは確かです。

 

悪質な商法で問題の多い業種(業者ではなく業種)を特定商取引法で特定継続的役務提供として最初に指定した役務は指定四業種で、それがエステサロン、英会話教室、学習塾、家庭教師派遣業です。

なんと最初に指定された4つのうち3つが教育関連なのです。

かなり悪質な業者が多いことはこの立法からもわかりますね。

 

被害が多いから立法が動くわけです。

 

つまり、そんな悪質な業者にとって契約を即決させるため、そして契約を継続させるために都合が良い言葉のひとつが臨界期なのです。

臨界期以上に重要なことがある

英会話教師でも教育関連の私企業の経営者でもない私は、このブログで全てを無料で情報提供しているように、あなたから契約を取る必要がありません。

 

だからこそ、わかって頂きたいのは、臨界期とか年齢が若いほうがとか言う巷の噂に惑わされることなく、実はもっと重要なことがあるということです。

 

今回のここまでの話をお読み下さった方は、もうお気づきかもしれませんが、その重要なことについては次回あらためてお伝えしようと思います。

まずは子供のうちにと慌てず、もう歳だからと諦めず、もっと重要なことに気付いてそこに注力して下さい。

 

そうすれば、あなたも英会話を習得(マスター)できるでしょう。