hulu(フールー)での2019年5月の新作のひとつに、ビリギャルがあります。


この映画自体は新しい映画ではありませんね。(画像はアマゾンアソシエイトより)

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話という原作を映画化した作品で、2015年の映画(邦画)です。

ビリギャルはおもしろい”フィクション”としておすすめ

ビリギャルについては、実話を書籍化したとされ、その映画化が映画のビリギャルですが、実話だとすると嘘が多いとの批判もあります。

たしかに嘘が多いというか、かなり話が盛ってあります。

しかし、実話をもとにしたフィクションとして見れば、ビリギャルはかなり面白く、おすすめの映画作品と言えるでしょう。

主演の有村架純の演技が光っていることもあり、特に中高生の子供を持つ親が、あるいは親だけでなく親子で見るのにはとてもおすすめです。

ビリギャル、私の見方

映画の見方や楽しみ方は人それぞれですから、お好きなように見て楽しんで頂ければいいと思いますが、私がビリギャルを見て実際に思ったこと、感じたことをお伝えしておきます。

まず、有村架純の演技がこの人(有村架純)素ではないかと思わせるほどに自然に天然キャラを演じていることが楽しかったです。

そして、このような学園系にありがちな過度なヒールも存在せず(それなりのヒールは学校教師と父親ですが)、そして臭すぎもせず、バランスよく教育や友情、家族愛などが描かれていることがいいですね。

何より私が伝えたいことは、実話からすればビリギャルは話を盛っていることは確かですし、それを嘘と言えば確かに嘘ですが、実話でのビリギャル自身はかなりの努力をしたことは確かです。その努力は称賛に値するでしょう。

しかし、称賛に価しますが、驚嘆には値しない!

ビリギャルは特別な人ではない!

ということです。

つまり、中学生や高校生であれば、誰でもビリギャルのようなことは可能だと言うことを感じ取って欲しいです。

クズと呼ばれる辛さ

映画の中では、有村架純の演ずる主人公、工藤さやかは当初クズ呼ばわりされています。

私の時代は落ちこぼれとも呼ばれました。
かく言う私も落ちこぼれと呼ばれた一人です。

その経験から言わせて頂くと、クズと呼ばれること(落ちこぼれと呼ばれるのも同様に)は非常に辛いです。

最近では体罰に対して非常に厳しいため、昔と違って今は体罰はかなり減りました。

しかし、その分、言葉による暴力が増えてしまってはいないでしょうか?

そして、体罰も言葉による暴力も経験した私にとって、一過性の痛みを伴う体罰よりも、言葉での非難のほうがきつかったです。

そもそも、勉強ができないことは落ちこぼれなのでしょうか? 勉強ができないのは即ちクズなのでしょうか?

勉強ができるかどうかだけで人格を計ることはやめて欲しいと思います。

もちろんこれは、勉強ができなかった人間の僻みではありません。
なぜなら、私自身もビリギャルのように落ちこぼれからトップクラスに一気に逆転した経験があるからです。

人間は頑張れば何でもできる?!

人生、頑張れば何でもできるとまでは言いません。
人には向き不向きはあると思いますし、頑張っても何ともならないことも多々あると思います。

しかし、中学生や高校生の勉強に関してだけ言えば、頑張れば誰でもできます。

もちろん、勉強も人によって向き不向きはありますが、仮に不向きだとしても、ビリギャルくらいのことは努力すれば可能です。

私自身がそれを経験したからか、類は友を呼ぶとでも言いましょうか、私の周りにも同じような人が結構います。

クズと呼ばれていたような人が、落ちこぼれと呼ばれていたような成績の人が、心機一転、勉強を頑張って、世間で言うところの良い高校や良い大学へ進学した例などいくらでもあります。

つまり、ビリギャルはたしかに努力したことは凄いですが、ビリギャルはたまたま世間に知られることになっただけのことで、特別な人だけができることをしたわけではないことはわかって欲しいと思います。

実際のところ、ビリギャルは映画で伝えられているほど勉強ができなかったわけではありませんが、仮に映画通りだったとしても、ビリギャルは慶応義塾大学に合格していたでしょう。

そして同様のことはあなた(あるいはあなたのお子様)も可能だということです。

ビリギャルの真実と言いますか、ビリギャルの実際はどうだったのか? ビリギャルに登場する坪田先生とは本当に良い塾講師なのか? など、お伝えしたいことはいろいろありますが、それは別の機会にするとして、まずはビリギャルをご覧になられたら、

ビリギャルのように努力をすれば勉強に関しては必ず報われること

人をクズ呼ばわりするような誹謗中傷はしてはいけないこと

この2点だけは感じて頂けると嬉しいです。

ビリギャルのキャスト

工藤さやか – 有村架純(幼少期:山田望叶、根本真陽)
坪田義孝 – 伊藤淳史:塾講師
森玲司 – 野村周平:さやかが通う塾の同級生
本田美果 – 松井愛莉(幼少期:西川茉佑): さやかの同級生
香川真紀 – 蔵下穂波:さやかの同級生
岡崎結衣 – 阿部菜渚美:さやかの同級生
宮下久美 – 金子海音: 塾の生徒
(氏名なし) – 矢島健一:校長(高校)
(氏名なし)- 中村靖日:さやかの担任(小学校)
峯村リエ:玲司の母
西村隆 – 安田顕: さやかの担任(高校)
工藤龍太 – 大内田悠平: さやかの弟
工藤まゆみ – 奥田こころ(幼少期:川上凛子):さやかの妹
工藤徹 – 田中哲司: さやかの父
工藤あかり – 吉田羊: さやかの母
峰岸誠 – あがた森魚: 塾長

ウィキペディアより引用

主人公の母親役の吉田羊の演技も良かったですね。